和モダン
H様邸
電気屋さんのこだわりの詰まった電気屋さんならではの家

家を建てるきっかけは、店が古くなったのでまだまだ仕事しなきゃいけないし、年齢的な問題やローンの問題も色々考えて今やらないとって感じでしたね。
色々ハウスメーカーや工務店を見には行きましたけど、最終的に建ててもらう大工は決めてたので・・・。
大重さんとは同級生なので安心ですからね。
本当の理想の家はでっかい平屋だったんですけど(笑)、実際そんな土地もないし限られた間取りでやらなければならないので、その中でどうやって広く見せるか有効活用するかを考えましたね。
僕は電気屋なので、大重さんとはいつも一緒に仕事もしているんです。だから中途半端に何かを伝えることはなくて、ハッキリここはこう、あそこはあれでっていう感じで先がある程度見えているのでお互いに「じゃあそうしよう。」ってなるんです(笑)
この巨大スクリーンとプロジェクターは最大のこだわりですね。これは僕が勝手に独断と偏見で進めて行きました。誰にも言わずに(笑)
真っ暗にできなければ意味がないので、電動シャッターとDKとの間仕切りにパーテーションを付けました。
テレビボードはあまり家具を置きたくなかったので、地震なんかも考えて建てつけてもらいました。
壁や天井を真っ白にしなかったのもこだわりです。
真っ白にしてしまうとプロジェクターの光が反射してしまうんです。
とにかくLDKを広くしたかったので、鉄筋で立てる案も出たのですが、地盤の問題もあってなんとか木造で行くぞと。したが事務所とお店なのでかなり変わった構造になっています。柱の位置なんかの制限もあって大変だったと思いますね。
奥さんの要望でトイレは広いほうがいいということでかなり広く取りました。
断熱にも結構こだわっていて、屋根が平屋根なので構造的に暑くなってしまうのを防ぐ為に二重に断熱をしっかりやりました。
また、友人が来た際にはインターホンで開錠して、玄関から階段を勝手に上がってきても照明がセンサーに反応して明かりがつくようにしてあります。
こだわりの詰まった電気屋さんならではの家になりましたね。(笑)